自分の美容とペットを飼う事の両立の難しさ

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スキンケア・ヘアケア
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犬も猫も今や家族の一員です。人と一緒で長く過ごせば過ごすほど、愛着も生まれ、別れ時には寂しいものです。普段何気なく行っていることが、もしかしたらペットには良くない可能性があるってこと、ご存知でしたか?私は、初めて知りました。

ペットにも中毒事故があります。特に犬には中毒事故が多いと言うことです。シッポを振って近寄ってきて、飛びつかれて顔を舐めてくる。何気ないペットの行動が、自分が使っている美容商品によってもしかしたらペットを中毒にさせている可能性があります。

メンズのスッピンも、ケアした後のスッピン。それも成分によっては、犬に顔を舐めさせるのを止めさせた方がいいかもしれませんね。

メンズコスメも活況になってきましたので、愛犬家・愛猫家の方にとっては既にご存知の情報かもしれませんが、きっかけ情報としてお伝えします!

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犬には中毒事故が多い

公益財団法人日本中毒センターに、ペットの誤飲事故などの動物の急性中毒に関するお問い合わせが年間500件。その内9割(450件)が犬です。

家庭用品や医薬品による事故が多く、その二つで全体の81%を占めています。さらに家庭用品だけを見ると保湿剤7%、化粧品6%、洗浄剤4%の17%が普段から使っているものと考えれます。

参照元:公益財団法人日本中毒情報センター/イヌの中毒事故を防ぐために

キシリトール

犬のキシリトール中毒は、低血糖と急性の肝不全を起こし、死に至ることもある危険な中毒。ごく少量でも中毒を起こすこともあるそうです。

〈キシリトール中毒の症状〉

・低血糖症
・嘔吐
・下痢
・元気が無い
・運動失調
・ぐったりしている
・黄疸
・痙攣

2006年にアメリカの犬の中毒情報センターからキシリトールの犬への毒性が報告もあります。猫に対する影響はわかっていません。

有名なのは、キシリトールガムなどですが、歯磨き粉や化粧品の成分としても含まれたりしています。

化粧品でしたら、特に化粧水とローションにキシリトールが配合されていることが多いので注意が必要です。

参照元:
(株)FPC/キシリトール中毒

公益財団法人埼玉県獣医師会/犬のキシリトール中毒に注意!!

過ホウ酸ナトリウム

別名は、ペルオキソホウ酸ナトリウム、過ホウ酸ソーダー 無水物。染毛剤、トイレ洗浄剤、入れ歯洗浄、酸素系漂白剤。身近なものし過ぎます。

化粧品成分としては、配合禁止成分になります。摂取した場合、犬が中毒を起こす危険があり、中毒症状として、嘔吐や下痢などの激しい消化管症状があるとのこと。

参照元:厚生労働省/化粧品基準

PG(プロピレングリコール)

1.2―プロパンジオールとも呼ばれている。化粧水や美容液など多くの化粧品に保湿剤等として使われている。食料品や医薬品にも使われることもある。洗い流す商品ならまだしも、化粧水や美容液は浸透目的で行っていますよね。

2009年6月のペットフードの規制開始で、猫用ペットフードへの添加は禁止!犬には影響が見られないとのこと猫がプロピレングリコールを摂取してしまうと赤血球中のハインツ小体の増加や赤血球数の変化など、血液に影響するとされています。

 

ネイル除光液

小児の誤飲事故も多い、除光液はアセトン、酢酸エチルが主成分。化粧品の中で揮発性と毒性が高い。蒸気を吸うだけで嘔吐や頭痛を引き起こす可能性もあるため、犬が同じ空間にいる場合は扱わない方がいい。

参照元:協同組合藤沢薬業協会/家庭に潜む危険物V(口紅、化粧水、マニキュア液、マニキュア除光液)

香水(アルコール)

香水に配合されているアルコール。一般的には、エタノールと言われたり、エチルアルコールとも言われています。アルコール飲料を始め、抗菌用の消毒液、マウスウォッシュ、香水や化粧品などに。

犬のエタノール中毒の原因となるのは、アルコール飲料が大多数です。ただ、人より犬・猫の方が強烈に臭いを感じてしまうため、嘔吐・ぐったりしている、食欲が落ちたなど中毒性をもたらすことがあるとのことです。

ハンドクリーム

香り付きのハンドクリームは、犬や猫にとって安全な香りと危険な種類の種類かどうか見極めが必要。ペットが舐めた時に有害になる可能性の化学物質、保存料、着色料も同様。

日焼止め

紫外線散乱剤の「酸化チタン」は、別名「二酸化チタン」と言われています。フランスでは、2019年4月に発がん性の可能性があるとして2020年1月から二酸化チタンを含む食品を禁止と発表。これは、あくまでも人用です。ペットは個人のご判断になりますが、考え方としては、ペットが舐めた時に有害になる可能性の化学物質、保存料、着色料も同様だと思われます。

参考元:ジェトロ/食品添加物の二酸化チタン(TiO2/E171)を2020年から禁止

ペットとの共存は、美容家さんにとっては難しそうですね。調べれば調べるほど、ペットの業界も奥が深いです。

 

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