大学生の就職活動は、たくさんの企業に触れられる貴重な機会です。でも行ける企業は、1社しかありません。1社しか無いけれど、入社後のイメージギャップを埋めるために企業のＨＰを見たり、先輩の声を読んだりして自分の想像を膨らませることでしょう。
前回は、このブログを書きました。
企業説明会は、直感と人間観察が大事
学生が企業と接する機会は、展示会などで開かれる際の企業説明、企業に訪問しての企業説明です。展示会より企業に訪問型の企業説明に参加した方がその会社の雰囲気が分かります。友達になる時も例えば、この人と合いそう、合わないそうって直感で感じて、話してみてわかりますよね。それと同じです。
学生の皆さんと接する人事部は、一般的に仕事が出来たり、営業成績が良い人が行く部署です。いわゆるエリートの人が行くことが多い部署です。行きたくてもなかなか行けないんです。そんな仕事が出来る人が会社の顔となって、学生の人たちと接して来ますので、その人事部の人を観察するだけでも勉強になります。立ち振る舞い、言葉使い、上司とのやりとりをこっそり見て下さい。しっかり自分を持っていて凜としている人が多いと思います。
その他に、社員も観察するべき
その人事部の人の雰囲気がいいから、この会社に行きたいと言うのもありだと思います。いつか一緒に仕事したいなって思うのも良いと思います。ただし、入社後一緒に働ける保証はありませんが、どこかのタイミングですれ違う、挨拶をするって言うだけでもモチベーションがあがります。誰しも頑張っている姿をお世話になった人に見せたいものです。
普段の雰囲気は、社員の観察とトイレが清潔であるかどうかである程度わかります。学生は、これから入社する立場、入社して数年・数十年経って働いているのが先輩社員さんたち。その先輩社員さん達の立ち振る舞い、服装などを見て自分自身で感じ取った方がいいと思います。
後は、トイレの観察です。洗面台がビチャビチャだったり、紙くずがしっかり捨てられていなったり、髪の毛がそこら辺にあったらどう思いますか？自分の家じゃないんだからって思いますよね。その感覚も大切です。働く環境は大切にした方がいいですよ。
集団面接は強敵が多い。相手の話しをよく聞くといい
集団面接は、場合によっては高学歴な学生の人達と一緒になる場合もありますが、臆することは全くありません。学生の頃面接で感じたことは、高学歴な人は要約力と言うか意見をまとめる力が違うなって感じました。これは勝てないなって感じたりもしました。
どうしても自分なりの基準で勝てないライバルは出てきます。今は勝てないけれど、「気持ちで負けない！」と自分自身に言い聞かせるべきです。「負けてたまるか」って気持ちは、本当に必要ですよ。その頭いい人達の話しを聞いて、次に繋げるセリフをパクればいいんです。どんなに高学歴な人達がいても、世界に一人しかいない、オンリーワンの存在です。
人数が多くても、自分が行きたい会社であればとことん調べて挑む
本当に行きたい会社であれば、とことん調べるべきです。高学歴な人達がその会社に全員が行きたいとは限りません。とことん調べれば、自然と話す言葉に熱が入るんです。そこが他人との差です。とことん調べると言うことは、時間を費やしていることになります。
経験も十人十色です。立派な経験もされてきた人もいると思います。部活動のキャプテンやサークルの部長さんもいます。その人達を見ると、私の経験って特にヒカルものなんてないって思ったりすることもあると思います。でも、気にしないことです。その場で悔やんでも仕方が無いことだからです。人それぞれ育ってきた環境が違いますから気にしない。
熱量をあげて自分なりのアピールをする
熱が入った言葉で、人に伝えるって本気じゃないとできないですよね？本気だから、言葉が伝わることって多々あります。一通り、アピールが終わり、最後に必ず「質問は？」って聞いてきます。質問タイムは、チャンスタイムです。短い時間で自分なりにアピールしてきた流れの中で、最後の「質問は？」って聞かれますので、これはチャンスです。3つ以上用意した方がいいと思います。
さらに面接官が「その他にありますか？」って聞いてきますから、1つや2つだと自分の武器を使いきってしまいますから、最後の1つの質問も考えておいた方がいいです。何故でしょう。それは、質問以外は、相手が聞きたいことであって、質問は自分が聞きたいことだからです。主体的に調べた質問を相手にすることは、自分のアピールにも繋がります。
残業はどうなんですか、休日は休めたりしているんですか、福利厚生はどうなんでしょうかと言う質問以外がキラッと光ますよ！
